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ブラジャーのホックを外す時だけ
心の中までわかった気がした
携帯なんて出なくていい
いつの間にか時間が止まればいい
翌朝 君は先に出ていった 僕にと 鍵 残して
♪
夕立の止んだ街が近付けた
ただ 陽が落ちた 下北は地下のライブハウス
いつもは冷たくするくせに
二人の時は優しくするんだね
君は言う「あなた 犬みたいでいい」って
三番線に悲しい音が流れた
曖昧な誓い 会いたいが痛い
バイバイが聞こえなくなるように
春 恋に落ちて 耳を澄まして
君を探して 僕は誰かを
ついに失って それでもいいって
君を待とうって決めてた
夏の匂いがした
♪
0.1秒で飽きる毎日が 突然 輝き出したんだ
目が合うだけでも なぜだか胸が痛んだ
空っぽのコルクボードには
どんな写真があったのか気になった
見つめたまま隣で黙っていた
君の犬なりに気を遣ったんだ
振り向いて欲しくて なぜか甘えてしまう
格好つかないよなって笑ってた
合鍵を返して 首輪を外して
ちゃんと言おうって決めてた
君を纏って 頬に触れたって
ただ響かなくて 距離は愛しさを
また髪を切って ふいに風が吹いて
君に言おうって思ってた
夏の匂いがした
赤い首輪はついたまま