カヤ - anewhite

カヤ

anewhite

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04:07

Song Introduction

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Lyric

年上の彼は煙草に火をつけた

横顔を見てるとあっという間に

半分より短くなった煙草が

なんだか妙に可哀想になった

しかしそれが世の常と思った

彼の口に咥えられた一本の煙草が

一利もたらしたと思った

限界まで奉仕した体を

押し付けられて終わる生涯は貴方にとって

どんなものだったのだろう

さよならなんて言わないでもう

それももう言えないのね

思い出せなくなったときに思い出して

子供みたいな口癖を下手に隠すのがらしかったわ

少しだけ気取った日には

目と目が合う気がしてた

透明なんてものより確かに濁ったそれさえ

クリアに見えた二人はゲームオーバーね

彼の口に咥えられた一本の煙草が

一利もたらしたと思った

限界まで奉仕した体を

押し付けられて終わる生涯は貴方にとって

どんなものだったのだろう

私が泣いて済むことも

笑って済ますことも

重いだけ分かってたってもう癖になって

冷めないまま口付けた缶コーヒーの様でさ

火傷になって気付くようじゃ遅いかもね

いつも通りさ

支配する苦みさえ慣れてしまった

さよならなんて

もう傷口を塞ぐためだけの

絆創膏を貼る行為や

春の恋もやめにしよう

大人のふりや口付けが

上手なあなたを想ってたよ

煙たくも苦くもないのがお似合いなの

もう要らない

もういない

年上の彼は煙草の火を消した

横顔を見てるとあっという間に

半分より短くなった夜に

なんだか妙に可哀そうになった

それがあたしの常と思った

- It's already the end -