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99年 ミレニアムを間近にしてナチュラルハイ
世界中が浮足立ってた
そしてお前は ファイトクラブでブラピが熱演してた
イカれた野郎に憧れてた
皮肉で染まった色眼鏡かけて
そこからすべてのものを見下し
仮想敵見つけ
そいつと戦ってた
誰も相手になんかしてないのに
例え敵でも 嫌いな奴でも
ひとりより まだマシだった
孤独がいちばんの敵だった
♪
戻らないぜ 帰れないぜ あのバカらしい日々に
後ろ髪を引かれてみても
「わかってない奴らばっか」と 嘆いては
自分は特別だって言い聞かせた
駐車違反のジャガーのボンネットにジャンプして踊ってた
荒っぽいステップで
まるで路地裏のヒーローを気取って
惨めな気分を踏み潰してた
♪
サイレンの音...
走って逃げた夜
やがて酔いが回り
口にしたすべてを吐き散らかし高笑い
「若かった」で片付けたくないくらい
この胸の中でキラキラ
輝いてる大事な宝物
♪
真の敵見つけ
そいつと戦わなくちゃ
少しずつ怖いもんは増えるけど
死を覚悟するほど まして殺されるほど
俺達はもう特別じゃない
共に今を生き抜こうか my friend